NHKプレミアムで2005年作成した仲代達也のドキュメントをみた。
その中で仲代さんの奥様。宮崎さんの(赤秋)という造語の話があった。
老人の生活を赤く燃えて日々生きていく秋という意味。青春に対して赤秋
仲代さん曰く、若いころ老人は全て悟って枯れてゆくイメージだったが、実際自分が年を取って今でも悩み、苦しみ生きている。だから、燃えるような夕日をイメージに作られたと思われる。 実際、映像で一人暮らしの仲代さん、奥様を亡くされて、寂しさの中、芝居(ミスデイジー)のセリフを老いと闘いながら壁一面に貼ってあるセリフを横になって懐中電灯を照らしながら反芻する姿には頭が下がる。他方、若い塾生たちに自立独立を勧めながら、自分も同じように孤高独立の道を歩んでいる。
第二の人生。自由に生きることは難しい。過去の実績、地位を捨て、新しい出会いを見つける。時間の浪費は一番もったいない。もっと、自分問いかけることが必要だ。
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